バレエシューズ

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バレエシューズというと

ファッション雑誌上では 柔らかくて踵のない女性用の靴、

お子さんがいらっしゃる方なら 学校の上履きを想像されるかもしれません。

 

バレエで使うバレエシューズは

柔らかい布製(革製のもある)シューズで、

靴底まで柔らかい皮でできているので、

外履きには適しません。

 

基礎練習の時や

トゥシューズがまだ履けない初心者は

これを履いてレッスンします。

 

トゥシューズと違って

つま先立ちも、五本の足指を開いて床をつかみます。

(右の写真)

 

バレエというとトゥシューズを

連想しますが、

このバレエシューズのほうが

初心者や基礎レッスンでは  ポピュラーで

重要な位置を占めています。

 

 

 

トゥシューズは痛くないのかな?」で

書きましたが、トゥシューズを履くためには、まず、足裏を始め、バレエのための筋肉を鍛え ストレッチをします。

 

タンデュ、グリッセ、ピケ などなど、足を鍛えて 感覚を鋭くし、自由に足を使い、床を感じるためのトレーニングを

 

バレエシューズを履いて行います。

 

 

練習用だけでなく、

まだトゥシューズを履けない子供の発表会や

大人でもトゥシューズは苦手、という人は 

舞台用のバレエシューズ=サテンシューズ(と呼ばれている)

で本番に臨みます。

 

遠目で見ると、トゥシューズとほとんど変わりなく、

美しいデザインです。

 

 

また男性ダンサーは このバレエシューズだけで

演技をします。

トゥシューズは履きません。

(グランディーバなど一部のバレエ団は除く)

 

普通のつま先立ちで

ピルエット(回転技)を十数回 回ってしまいます。

 

 

女性でも バレエシューズでピルエットを楽々回っている人を見た事があります。

怪我のリスクを考えると、素人は バレエシューズだけで踊った方がいいのではないかとさえ思います。

 

バレリーナと言えば、トゥシューズが必須のように考えがちですが、

 

トゥシューズを履かなくても

このバレエシューズだけも 十分楽しめるのです。